御前酒蔵元 株式会社 辻本店 杜氏 辻麻衣子 様

  1. 今回は、御前酒蔵元株式会社辻本店の杜氏・辻麻衣子様にインタビューしました!

【プロフィール】

1977年:岡山生まれ

1994年:岡山県立岡山城東高校入学

1996年:同校卒業

1996年:中央大学総合政策学部国際政策文化学科入学

2000年:同校卒業

2000年:株式会社辻本店入社 酒造りを始める。

2005年:杜氏技能検定 2級取得

2007年:前杜氏の急逝のため杜氏就任

 

▼受賞歴

・2007年~2012年 6年連続広島国税局清酒鑑評会 純米酒の部 優秀賞受賞

・2011年 備中自醸清酒品評会 6年連続金賞 優等賞名誉賞

・2012年 ワイングラスで美味しい日本酒「菩提もとにごり火入れ」金賞

・2013年 オカヤマアワード地産品生産者賞受賞

・2016年 経済産業省「はばたく中小企業300社」

「広島国税局清酒鑑評会」「雄町サミット」「全国燗酒コンテスト」「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」など受賞多数

 

 

▼御前酒蔵元 株式会社 辻本店ホームページ

http://www.gozenshu.co.jp/

 

▼辻麻衣子様note

https://note.com/gozenshu_maiko

 

―杜氏になられた経緯について教えてください

 

酒蔵の娘として生まれましたが、実家の仕事をしようとは少しも思っていませんでした。大学生になり、お酒を飲むようになってから日本酒に興味を持ち始めました。就職活動をする中でも、お酒関係の仕事がしたいと思い、販売などの仕事を探していました。しかし、大学生の冬休みに実家の酒造りを手伝わせてもらい、酒造りが素晴らしい仕事だと感じました。それまで目指していた販売などの仕事は頭から消えて、酒造りに携わろうと決めたのが最初のきっかけです。大学を卒業してからはずっと酒造りをしています。

 

―酒造りのどのようなところが素晴らしい仕事だと感じましたか。

 

私が酒造りを始めるきっかけとなった魅力は2つありました。1つ目は、酒造りは実感のある仕事だと感じました。お米と水がだんだんお酒に変わっていくのを目の当たりにして、自分の作業が直接お酒に結びついていることが楽しかったです。2つ目は、そこで働いている蔵人さんたちの働き方に憧れたことです。休憩の時間はきっちり休み、働くときは一生懸命働きます。お昼には、みんなで同じ釜の飯を食べて少し昼寝をして、また働くというようなメリハリのある働き方を魅力に感じました。

 

―女性で得したこと、損したことについて教えてください。

 

入った当時から一番大変なのは体力面ですね。力仕事が多いので、今でも大変です。男性が1回で運べるものを、私は2回に分けて運ぶなどの工夫をしています。一方で、良いこともありました。男性の蔵人に比べて、かわいがってもらえていたと思います。男性の蔵人には教えないことを教わることも多かったです。結局プラスマイナスゼロかなと思います。

 

―子育てや家庭との両立はどのようにされていますか。

 

子育てや家庭との両立は、一番大変でした。私は、女性だから男性と同じように働かなくてはいけないということはないと思っています。子どもの出産のときは休まなくてはいけないし、女性特有のこともあるので、割り切ることが大切だと思います。休まずに働くよりも、休む前提での環境づくりをした方がいいと思います。私はシフト制を導入し、出産で利き酒ができないなら事前に蔵人と舌の感覚を合わせておくなど、周りの環境づくりを徹底しています。

 

―仕事をする上で大切にされていることはありますか。

 

「やってできないことはない」「為せば成る」というのを座右の銘にしています。女性だからできないなどと言い訳をしてしまうのは簡単です。とりあえず挑戦してみて、ダメだったらその理由を考え、改良を続けることを意識しています。

 

―どんな人と一緒に働きたいですか。

 

今一緒に働いているメンバーは、バランスがいいと思います。熱い人もいればクールな人もいて、バラエティーに富んでいますので、「こんな人」と具体的にあげるのは難しいです。しかし、みんな日本酒が好きであることや、ものづくりが好きであることは共通しています。長く続ける人はみんな日本酒への愛がありますね。なので、日本酒への愛がある人がいてほしいです。

 

今回は、辻麻衣子様にインタビューしました!辻様は、3月にテレビに紹介されてから、取材が殺到しているようです。そんなお忙しい中、お時間をくださりありがとうございます!

 

 

 

 

 

 

 

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