まだ1年もたってないのに辞めたくなってしまいました。

こんにちは、島袋尚美です。

12月となり、最近はだいぶ寒くなってきましたね。

そして、ついに地球温暖化から地球沸騰化になり、いよいよ環境問題が深刻になってきました。

私もマイボトルやマイバッグを持ち歩いたり、地球に負担のない商品を買うようにしたりと、小さいことですがやっています。

一人でも多くの人がこういった小さなことに取り組むことで、一秒でも長く青い地球が残ってくれたらうれしいです。

さて、今回は『まだ1年も経っていないのに辞めたくなってしまいました』というご相談。

ありますよね〜。

新卒の方でしょうか?

4月入社だとして、今で半年ちょい経った頃ですね。

半年もあれば、いろんなことがありますよね。

私の主観としては、辞めたいなら、辞めてしまっていいと思いますよ。

私が会社員のころは、3年神話っていうのがあって、会社に入ったら何があってもまず3年は続けたほうがいいって言われていましたが、今は時代も変わってきて、1年目2年目での転職・独立は当たり前になってきています。

だから全然気にしなくていいと思いますが、一つ気になるのは、「ちゃんと未来を考えての選択なのか?」ってこと。

その時のノリや衝動で辞めてしまったら、それが癖になって、同じことを何度も繰り返してしまう可能性があります。

短い一生の中で、それはあなたにとっていい時間の使い方とは言えません。

大事なのは、「本当はどうなりたいから今の状態を変えたいと思っているのか?」そして「それは辞めることで叶うのか?せめて近づくのか?」だと思います。

辞めたい理由はいろいろあると思います。

上司とそりが合わない、人間関係が合わない、思っていた仕事内容と違った、もっとキラキラしたOLを想像してたけどすごく地味な場所に配属されたなどなど。

私や私がコンサルタントしてきた方々を見てきた経験からいうと、何かに不満で転職しても、違う場所で別のことが不満でまた転職したくなります。

穴を見ると、きりがないんですよね。

そして完壁に望んでいるものにマッチする職場は残念ながらありません。

それを求めるのであれば経営者をおすすめします。

でも経営者は会社員よりずっとハードなので、なるのならば覚悟しておいてくださいね(笑)

穴ではなく、未来をみる。

本当はどうなりたいのか?

人間関係が嫌なら、本当はどういう人間関係を作りたいのか?

そのためにできることは何か?とか。

その行動の結果、またなりたい自分とは違う結果になってしまうこともあると思います。

でも成功するか失敗するかは大した問題じゃないです。

失敗だったらやり直せばいいだけですから。

これは、「やだ!もう辞めてやる!」っていうノリや衝動で辞めることとは絶対に違います。

目に見えないし、すぐにはわからないかもしれませんが、必ず自分の身になっていきます。

大事なのは、ちょっと立ち止まって、自分がどうなりたくて変化したいのかを考えてみることです。これはすぐに見つかる人もいるし、時間がかかる人もいます。

時間がかかるタイプだったら、期限を切って、「ここまでに絶対ある程度考えを固めよう、もしできなかったらあと何ヶ月いよう」「もう転職しよう」と先に決めておくことをおススメします。

その自分と向き合う経験が必ず将来のあなたに役に立ちます。

焦らずに、しっくりくるまで考えてみてください。

 

以上、島袋尚美でした!

島袋尚美(しまぶくろなおみ)

経歴:筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。

28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、システムコンサルティング事業やブランドプロデュース事業、ヴィーガンコンサルティングなど複数の事業を手掛ける。

また、20代30代を対象にしたキャリア支援イベントや、対談イベントを開催する。

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