ひふみコーチ株式会社 秋田 稲美様

【プロフィール】
秋田 稲美様
ひふみコーチ株式会社 代表取締役社長
夢をかなえる目標達成ツール 「ドリームマップ」考案
チャリティラン&ウォークの仕組み「Run for Peace」考案
いまここにある幸せを可視化する「IKIGAI Map」考案
2030年”地球の声SDGs”を聴いて未来の”夢”をえがこう!「MIRAI Map」考案
ひふみコーチは、社長が1人、社員は0名、資本金123円の株式会社。事業ごとに運営メンバーを外部から募り、コーチングをベースにした8つの事業を展開。事業はすべてオンライン運営。スタッフは日本、アメリカ、ドイツ、カナダ、ニュージーランドなどに居住していて、クライアントは既に20カ国以上の方が参加している。

【インタビュー内容】

・起業したきっかけ

 結婚と出産を経て、社会復帰を考えたのが始まりです。
そこで、就職先を探して、会社に正直に「二歳の子どもがいます」と書くと、面接すらさせてもらえなかったです。
当時は不景気で雇用を抑えていたため、条件で弾かれていました。
しかしながら、社会に出たいという意志は変わらなかったので、最初は時給720円のスーパーでパートとして働きました。
当時は死ぬ気で働いてもひと月10万円にもならない程の収入で、結局稼いでも、子供の保育園代を補うのみでほとんど手元にお金が残りませんでした。

そこで、少しでも時給のいい仕事を探した結果、時給1500円の「パソコンインストラクターのアシスタント」の募集を見つけたので応募しました。
しかしキーボードすら触ったことがなかったので、採用テストに何度も落ちましたが、受け続けたことでアシスタントになれました。
それからアシスタントを続けていたところ、メインの先生になれば時給5000円と聞いて、そこから半年間は必死に勉強しました。その結果、採用テストに合格し、本当に5000円にあがりました。

 そして、その仕事をしばらく続けていた時に、ご縁があって、当時は珍しかった、一般市民向けのパソコンの講座の開催について相談の依頼を受けて、そんな仕事をしていくうちに、「ここまでやれるんだったら、会社にしてください!」と言われ、会社設立をしました。

・起業する時に、ためらいはあったか

 ためらいもなにも、自分で会社をつくって社長になるという感覚がわからなくて、ネットで調べました。
そこから考えようと思って調べてみたところ、設立の流れが書いてあったんです。
そこで「あぁ、自分でもつくれるんだ」と思いました。
他の人に設立を頼むこともできますが、費用が必要な為、気がかりに思ってしました。
そのような要因から、自分の力で会社を設立しようと動きました。

 事務的な流れだけで会社は設立できるので、今日にでも会社はつくれますし、実は15歳からつくれます。
世界で一番なりやすい職業が社長。
登記が承認された途端に「代表取締役社長」になれるんです。
だから、高校を出てなくても、大学を出てなくても、意思さえあれば、社長になれるんです。

・どんな人が起業に向いているか

 勉強してきたことが無駄じゃないというのは、考える”回路”ができているからいえるのです。
そして今まで培われたその回路は、起業する場面でとても生かされます。

 起業が上手くいく人というのは、勉強ができる人なんです。

 例えば、算数ができていなかったら数字で騙されてしまいますし、国語ができていなかったら、契約書で騙されてしまいます。
色々な「罠」が起業する過程に隠されているのです。
契約書をちゃんと読んで、「あ、これおかしい」「これ辻褄合わないね」という違和感に気づき、「その計算おかしいね」という矛盾点を理解出来るから、やはり勉強はすごく大事です。
自分が勉強してきた経験は全部活きます。

 そして、なにか新しいことを面白く、楽しいと思える人も起業に向いているでしょう。
SNSなどの流行りものに積極的に飛びついてやってみましょう。
結局起業家は何かっていうと、新しいものを作る人なんです。
今この世にないものを作る人なので、そのような新しいものは積極的に体験してみましょう。

・女性で得したこと、損したこと

 この会社は、女性活躍推進を企業に提案していたので、女性をどうやって企業の中で活躍させたらいいか考えていました。
そこで、「女性のみの経営」というのがインストラクターという職種にマッチして、周囲からの批判もなくこの会社の強みになっていたかもしれません。

 今までは、女性中心で雇っていて、男性は雇ってなかったのですが、最近では、男性とも一緒に仕事をするうちに、今では、お互いの脳や考え方の違いに面白さを感じるようになりました。

 今の価値観としてあるのは、性別による得手不得手はなく、個人によって持つ能力は違うものなんだと思っています。
”女性”ならではという括りではなくて、”私”ならではを大事にしていきたいです。

・起業家という仕事の魅力、メリット

 今日のインタビューでもそうですが、人との出会いって面白いなと昔から思っていまして、そんな面白さが毎日ある仕事なんです。

 今朝も、私とオンラインで話すイベントを開催したのですが、互いに初対面で距離の離れた、職業も違う女性たちと起業に関してなどをたくさん話していくうちに、プライベートのことまで話せるくらい友達みたいに仲良くなったんです。特に今はコロナ禍で、オンラインであることにメリットしか感じていないです。

 世界のあちこちにオンラインで繋がれる友達がいることは、やはり起業家として色々な話を聞く上ではメリットばかりを感じています。
 人とのつながりって本当に面白いです。

・就活生に向けてのメッセージ

 会社というのは実は、規格外の子を欲しがっています。
けれど、会社の採用基準に左右されてしまい、就活生たちの”社会人としてあるべき姿”を優先させてしまうのです。
だからこそ箱におさまらなくてもいい、
「規格外」の自分を楽しんでほしいです。
それがあなたの個性。
箱に入ったものはあなたの個性じゃなく、はずれたところが個性。
だからその個性を削ろうとしないこと、伸ばすのが大事で、それを認めてくれる会社を選ぶと幸せになれると思います。

 社会はなんでもできるし、ディズニーランドみたいなもの。
いろんなアトラクションがあって、ブラック企業も「体験」のうち。
体を壊してはいけないけれど、こういう世界もあるんだって経験するのもまた人生なのです。

 「どん底=悪い」という考え方がなくなれば、すごく楽になれると思います。どん底も味わうことで、次の喜びへのきっかけにしましょう。

 私は、順風満帆にうまく生きてきたと思われがちだけど、そうじゃないです。今となれば、お金がなくて辛かった時も、経験してよかったと思えるし、どの経験も良い悪いなんてありません。
 ただ、健康と友達と夢があれば、それが幸せに繋がる道になるはずです。

・みらい女子プロジェクト名古屋支部よりひとことコメント

コロナ禍で不安な時代に「何事も経験が身になる」という強いメッセージは、自分がどんなアクションを起こせるのか考えるきっかけになると思います。

 秋田様、お忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました!

【秋田さまの著作】

2004年『上司になったら覚える魔法のことば』
2006年『3年後”なりたい自分”になれるドリームマップ:あなたの夢が必ずかなう自己イメージのつくり方』
2007年『できる営業になる魔法のことば』
2013年『仕事も、恋も、人生も!愛される女性の魔法のことば』
   『ここではないどこかに、自分の居場所や働きがいのある職場を探しているあなたへ』
2020年『zoomはじめました』
   『自宅でオンライン起業はじめました』など、多数

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