外を歩くと汗ばむ季節になりましたね。
関東に近づく梅雨も、始まる前から「早く終わらないかな」と思うばかりです笑
さて、今回は5月29日(土)に行われました第16回就活女子会をレポートします!
今回のゲストは、株式会社Que seran pasaranの瞳ゆゆ様でした。
ゆゆさんは、2019年12月の就活女子会にもお越しいただきました。
ゆゆさんは、2004年から2012年まで宝塚歌劇団に所属した後、フリーアナウンサーに就かれました。2017年には、宝塚受験応援サイト「Grant sienne」を立ち上げ、翌年に株式会社Que seran pasaranを設立されました。宝塚受験生を応援する中で、受験生の親御さんからの言葉で、宝塚OGのセカンドキャリアをサポートする必要性を感じ、宝塚OGサポーターズクラブを立ち上げらたようです。今日では、宝塚受験から宝塚OGのセカンドキャリアまでをサポートされています。
第一印象を作るには?
宝塚やアナウンサーといった、人前に出るお仕事のご経験があるゆゆさん。人前に出ることや笑顔が昔から得意だったのでは?と想像しますが、実は全く違ったようです。ゆゆさんは、ご自身の幼少期を「とにかく人見知り、引っ込み思案、笑顔が苦手」とおっしゃいました。
宝塚受験の願書写真を撮影する際に、「そんな表情では合格できないよ!」と言われたのだとか…。それから表情を作る練習を地道に続けると、なんと表情が変わったようです!
私たちにも幼少期と宝塚受験前のお写真を見せてくださり、「目は大きくなる」と教えてくださいました。
とても説得力がありますね。
さて、人の印象が決まるのはいつでしょうか。それは、出会ってから3秒以内だそうです。
また、その第一印象は9割が外見や声で判断されているようです。第一印象は、後から変えることができないものです。そのため、ゆゆさんは出会った3秒間は、なりたい自分を思いっきり作ることを意識されているようです。
そして、宝塚受験の一次試験の映像が流れたのですが…
たった数秒、自己紹介をするだけで試験が終わってしまいました。
これで半分以上、受験者数が絞られるようです。たった数秒だけで判断するの!?とびっくりしましたが、それだけ劇団の求めている像が決まっているということですね。その像に当てはまるように、何度も何度も練習して、受験生は試験に臨むのだとか。「求める像が決まっている」ということは、宝塚受験に限らず、役者のオーディションや就職活動にも当てはまります。相手の求めている像を徹底的に分析することが重要で、相手には「私がその像に当てはまっています!」ということを第一印象でしっかり伝えなければなりませんね。
将来を考えると不安で仕方ない…
イベントご参加者の方には、事前に「何か聞きたいことはありますか?」とアンケートをとりました。すると、「将来や就活が不安です」という声が多数…!
ゆゆさんはそれに対して、「不安なのはみんな一緒。不安を解消するのは行動あるのみ!」と力強くおっしゃいました。
ゆゆさんは、心配性である分、事前の準備を入念になさることで、不安を解消しているようです。また、ゆゆさんの周りでも、アナウンサー志望の方が、アナウンサースクールに通うのではなく、フリーアナウンサー事務所に所属して学生リポーターとして経験を積み始めたようです。
なりたい姿を決めて、そうなるためには…と逆算して考えるだけではなく、何より行動することが大切ですよね。
将来やりたいことが決まらない
就活生の中には、自分のやりたいことがまだ見つけられず、どこに向かっていけば良いか定まらない不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。そんなお悩みに対して、ゆゆさんはどうお考えなのでしょうか。
今では、新卒で入った会社に定年まで勤める選択肢以外にも、転職をされる方も多いですよね。私の周りでも、新卒の時はやりたいことが漠然としていたけれど、キャリアを積む中でやりたいことが明確になり起業まで至った方もいます。そのため、「やりたいことを具体的に今決めないと!」と焦る必要はないですよ。
そんな温かいアドバイスをくださいました。
そのほかにも、人前に出る機会の多いゆゆさんが、お肌のために気をつけていることやスタイル維持の秘訣は!?など、女子会ならではの質問もあがりました。
大学生活の中で、第一印象に意識を向ける機会がありませんでしたが、確かに第一印象って変えることができないですよね。自分の第一印象を意識することで、つながるチャンスもあるのかもしれません。
瞳ゆゆさん、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!
次回の就活女子会は6月20日(日)で、ゲストは株式会社ソーシャルECの佐藤亜美(つぐみ)さんです。
お申し込みはこちら。ご参加お待ちしております!