就活と転職活動の違いって何ですか?

こんにちは、島袋尚美です。

明けましておめでとうございます。

2024年ですね。

またあっという間に1年が過ぎていくので、年始に立てた目標に向かって前倒しで動いて達成しましょう。

さて、今回は「就活と転職活動の違いって何ですか?」というご相談。

大きな違いは、ポテンシャル採用か即戦力採用かです。

就活は何を大事にしている人で、人柄や向いていそうな仕事がうちの会社にあっているか。

転職はどういう業務経験やスキルがあって、何ができる人なのか。

就活は働いた経験が全くない人たちを採用するので、人柄やタイプが会社の風潮にあっているかや、長く続けていく根性があるかなどが見られ、転職活動では実際にどんなことをやってきた人で、どんなスキルがあってどれくらい仕事ができるのかが見られます。

また、就活は比べられる対象が一緒に面接を受けている人で、大手だったら沢山の人を採用しますが、転職は比べられる対象がすでに働いている先輩や前任者で、たいてい枠は1つか2つです。

こう聞くと転職はかなりのスキルがないと難しいと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

なぜなら、就活にも転職活動にも共通して大事なことがあって、それがやる気とコミュニケーション能力だからです。

正直、これがあればどの会社でもやっていけますし、スキルよりもこっちの方を重視している会社が多いと思います。

だって、どんなに優秀でも、やる気のない人やコミュ障と仕事したくないじゃないですか(笑)

就活でも転職活動でも、もちろんスキルや経験はとっても大事ですが、一番大事なのは「自分は一緒に働きたい人か?」です。

気遣いや配慮ができる人は一緒に働いていて気持ちがいいですし、元気な人やユーモアのある人は場が明るくなります。

誰に対しても態度が変わらない人やまじめにコツコツできる人は信頼ができます。

こういう人柄というのは、たった一回の面接でもにじみ出てきて、面接官にも伝わっているものです。

あまり仕事はできないかもしれないけど、この人がいたら職場の空気がよくなりそうだから採用するというのはよくあります。

なぜならスキルや経験は後付けできますが、誠実さや勤勉さは学んでどうにかできるものではないからです。

面接用のメッキはすぐにバレます。

普段の家族や友人との人間関係をうまく築けている人が、就活でも転職活動でも、もっというと会社でもプライベートでも圧倒的に欲しい結果を得られると思いますよ。

以上、島袋尚美でした!

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島袋尚美(しまぶくろなおみ)

 

経歴:沖縄県出身。2度のアメリカ留学を経験し筑波大学卒業後、システムエンジニアとして証券会社に入社。入社2年目でIBMに転職、同時にダブルワークで立ち上げの準備を開始。

 

28歳で独立し、2016年に株式会社ゆいまーるを設立。国際結婚を経て、現在は子育てをしながらママ社長として、システムコンサルティング事業(Itoop)、ブランドプロデュース事業、ヴィーガンコンサルティング事業など複数の事業を手掛ける。

また、クラフトビール(ジャングルブルワリー)づくりや、20代30代を対象にしたキャリア支援イベントを開催する。

 

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