こんにちは! 就活女子会運営のふーのです。
コロナも梅雨もまだまだ収まりそうにないですね(´・ω・`)
皆さんいかがお過ごしですか?
さて今回は、去る7月5日に開催された
『就活女子集合!~女子大生がナオミねぇさんの就活相談リアルで企画してみた~』のレポートをお届けします!
今回の女子会には、いつも当サイトで悩める就活生たちの質問に答えてくださっているナオミねぇさんこと島袋尚美社長がなんと待望のリアル登場✨
島袋社長は沖縄出身、アメリカ育ち。
社会人1年目の時に、システムエンジニアとして会社勤めをし、28歳で会社員生活を卒業したのち、2016年、株式会社ゆいまーるを設立。
10年に渡る国際恋愛を経て子育てとキャリアを両立し、「自分で自分を幸せにしていく」人であふれる社会をつくっていくことをミッションとして、さらなる挑戦を続けているママ社長です。
ところで、「ん?名前がいつもみたいに就活女子会じゃない…」もしくは「ふーのってライター聞いたことないぞ…」って思った方✋
鋭い!
そう、実は今回のイベントは企画から運営まで現役女子大生主体となってゆいまーるさんと共同で立ち上げた就活女子会なんです!
というわけでいつものライターに代わりましてリアルでナオミねぇさんの就活相談を企画してみちゃった女子大生、
ふーのがお送りいたします!よろしくお願いします😊
女子会の会場は都内某所のイベントスペースで、夜空をイメージしたような清楚で素敵な会場。雰囲気はまさに女子会✨ 気分も一気に高まります!
コロナ禍を配慮したオンライン配信も行い、当日は12名の方がイベントに参加してくれました!
最初は21卒グループと22卒グループに分かれ、それぞれにゆいまーるの女性スタッフの皆さんと島袋社長についていただき、ディスカッションタイム。
ゆいまーるの女性スタッフの方々はリーマンショック最中の就活で100社からお祈りメールをもらった方、卒業ぎりぎりまで就活をしてなんとか3月に就職できた方、7回の転職を経験した方、3年間留学に行ってから社会に出た方等々とにかく異色の経歴の持ち主ばかり。
コロナ禍の影響で一気に就職氷河期になってしまった21卒のグループはやはり就活に対しての悩みは深刻なようで、そんな社会人女性たちに思いの丈を打ち明けたようです。
一方就活を始めたばかりの22卒グループは島袋社長も加わってなにやら大盛り上がり(笑)
こちらは学生と社会人の壁を越えた“女子会”を満喫していたようです!😄
ディスカッション後にはゆいまーるのみなさんと島袋社長による座談型式の講演が行われました。
島袋社長はとても明るく、スパーンッと竹を割ったようにはきはきした方で、社長が話し始めると常に会場が笑い声に包まれました。
そんな社長への質問をいくつかご紹介!
Q:『女性が働きやすい会社の見分け方』とは?
これを話したかった!!と目を輝かせた島袋社長は、当時は女性が最も働きやすい会社といわれた日本IBMに在籍経験あり。とはいえ、そこでの働き方は島袋社長にとってはしっくりくるものではなく、出勤したそのスーツのまま転職活動に繰り出して「リクルートスーツって便利~」と思っていたそうです(笑)。
産休や育休など制度はあってもそれが実際使われているかどうかは別問題。制度実行率は何%なのかというのは聞いたほうがいいとのこと。あとは女性の上司が多いことね、と語る島袋社長がそう語るには『リーン・イン』という本が大きく影響していました。
この『リーン・イン』には「人は同質のものを評価しやすい」と書かれていたといいます。
自分の中でいいと思っている部分を、人は他人の中にも見つけやすく評価しやすい。つまり、男性の上司は男性の部下を評価しやすく、逆に女性の部下は評価されにくい。
だからこそ女性は女性の上司が多い会社に入社するべきだそうです。
Q:何回やっても就活がうまくいかない…。何度もお祈りメールが来て落ち込んでしまいます。
これは就活をしていると誰もがぶつかる悩みですよね。
お祈りされるたびに人格を否定されたように感じてしまうものです。
これに対して島袋社長は分かりやすくパスタに例えて答えてくださいました。
「自分が美味しいと思ったパスタのお店に友達を連れて行ってその子にも同じものを食べてもらったとき、その子が不味いと言ったら勧めた自分のことも否定されてる気分になる?!
そうではなく、単にそのパスタがその子の好みの味ではなかっただけでしょ?
就活も同じ。
好みが人にとって違う=求めてる人材が会社によって違うのは当然のこと。
大切なのは会社と就活生、お互いの好みがマッチしているかどうか。だから落ち込む必要なんかない」
どの話も非常に勇気づけられるものばかり。しかしそんな社長も学生時代は就活に対して意欲的とは言えなかったようです。
「キャリアに対してなんの希望もなかった。未来のことなんていくら考えても答えなんて出ないし。だからとりあえず就職してみたの」
その結果、働いていくうちに“人としての基礎力”を身に着ける重要性に気付いたといいます。
「人としての基礎力は例えばコミュニケーション能力、物事を推し進める前進力、目的をもって壁を乗り越えていける力、リーダーシップ…全てにおいて汎用性の高い力のこと。この力を磨いた人はたとえ業界が変わっても成長できると思うの」
そして最後に島袋社長はこんなメッセージをくださいました。
「私たちはめっちゃ幸せになっていい。もちろん今だって幸せだけどもっともっと幸せになっていいの。そのためならどんどん行動していい。たとえそれが周囲の人からえぇ…と思われるようなことでもね。だって自分の行動に責任とれるのは自分だけなのだから」
「そのためには目標を持って生きてほしい。目標を持って努力しているとき命は輝くと思う。失敗だらけでも前進していると思えるならそれはとても幸せな事よ」
目標が持てない、わからないという人もいるでしょう。そんな人には島袋社長からこんなアドバイスを頂きました。
「目標を持っている人のそばにいるといい。そうすればいずれ自分にも目標ができるから」
島袋社長、ゆいまーるのみなさん貴重なお時間をありがとうございました!
次回は8月30日(日) NPO法人ねこけん代表、(株)560group代表取締役の溝上奈緒子さんです!詳しくはこちら。
お楽しみに!
◆経歴
沖縄出身、東京都港区田町在住。
国際結婚を経て子育てとキャリアを両立し、女性が憧れる働き方を体現する女性経営者。
現在、法人を2社経営しながら地域貢献やジェンダーを越えた社会進出などSDGsへも取り組み中。
日々「本当の幸せ」に向かって活躍の場を広げて挑戦中!