株式会社ウーマンパワー・プロジェクト 加藤賀子様

今回は、株式会社ウーマンパワー・プロジェクトの加藤賀子様様にインタビューしました!

【プロフィール】

株式会社ウーマンパワー・プロジェクト

代表取締役 加藤賀子様

HP:https://womanpower-pjt.com/

兵庫県出身。高校卒業後、阪急梅田百貨店に入社。その後、人材派遣会社でコーディネータとして経験する傍ら、人材派遣会社の設立の参画や人材紹介事業の立ち上げなどに従事。事業責任者と兼任して自らもコンサルタントとして求職者の転職支援や企業の採用に関するコンサルティングを行う。このような経験から企業は人で成り立っていることを痛感。その後は取得したキャリアカウンセラーの資格を活かして企業の現従業員のキャリア支援や意識改革に携わりたいと考え、2017年に前職を退職。同年に株式会社ウーマンパワー・プロジェクトを設立。現在は子育てをしながら経営をしている。

 

【インタビュー内容】

起業したきっかけを教えてください

起業を決意したのは子供を出産した時でした。

両親や祖父母が経営者で、子供の頃から『経営』が身近にある環境で育ちました。しかし前職では管理職に就いていたので、自分が会社を経営する思いは頭のどこかにありつつも、目先の仕事に一生懸命に取り組んでいました。

転機は子供を出産した後に復職したときです。管理職だったこともあり、あまり長くは休めず、出産後3か月で復帰しました。しかし、子育てで眠れない日々が出産後 1 年以上続いたことで精神的に疲弊してしまい、このまま仕事を続ける事は出来ないと感じて退職することを決めました。

退職してから時間ができたと思ったのも束の間、2か月以内に仕事に復帰しなければ認可保育園に通い続けることができない国の制度になっているということに気付きました。子供も保育園の環境にやっと慣れた頃だったので、何とかして仕事を始めなければ、と思っていたところ、キャリアコンサルタントの資格が国家資格にかわったこともあり、資格を活かして起業することを決意しました。

 

女性で得したこと、損したことはありますか?

女性であることに得したとか、損したとか思ったことは特にありません。前職は職場環境的にも女性管理職が多い環境にいましたし、なにより性別関係なく、1人が多くのタスクを効率よく処理することが求められるベンチャー企業だったため、余計に女性であることに損得は感じませんでした。

強いて言えば、女性の方が色々なタスクを同時に効率よく回すのに長けているという点が、経営をする私にとって良かったことです。

 

仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

当社がサポートしている企業及びその企業で働いている方が『笑顔になる事業を提供する』ということです。

前職で管理職として働いていた頃、私の指導法が原因で部下が次々と辞めてしまったことがありました。その時自分に足りない点は何か、それを補うには何が必要なのかを真剣に考えている時に、キャリアコンサルタントの資格に出会いました。資格の勉強を通して、相手との接し方や個人それぞれのキャリアを構築する道があることを学びました。

また、前職までの経験から企業を育てていくのは一人ひとりの個々の力だということも学びました。

キャリア形成支援を通して、企業が気づいていない課題を把握し、組織を働きやすい環境や制度のサポートを提供することで、そこで働く方が、毎日仕事に行くのを楽しみになったり、イキイキと仕事に取り組んだり・・1日の半分以上を仕事に費やしている人がほとんどです。

その仕事の場を中心としながらも個人の生きがい・働きがいまで含めたキャリア形成支援を支援すること。また、個人が自らキャリアマネジメントを行うことにより自立・自律するように支援をしています。

正しい生き方なんてありません。答えは全て自分の中にありますから、キャリア形成は自分ごととして考えなければなりません。学生のうちから少しずつ自分の歩んでいきたいキャリアについて考えることはとても重要です。

 

日々の過ごしかた

特にオンオフなく、常に仕事をしています。朝起きたらすぐにメールチェックなど細々した仕事をし、その後子供や夫が出かける時間に合わせて家事をします。平日は仕事が終わると子供を保育園に迎えに行き、夕食の支度や洗濯の取り入れや子供をお風呂に入れたり等も行っています。休日は主人に子供を預けて、資料作りをしたり、日曜日は家族で公園に行ったりします。主に私が家事をしていますが、洗濯を干してくれたり、洗い物をしてくれたり、主人も一緒になって家事をしてくれます。

日々の中で特に心掛けていることは、子供と接する時間を大切にするということです。保育サービスなどに頼ることはしていません。「日中は保育園、帰ってきても違う人が子育てをする」となると、子供にとってママの存在意義が分からなくなってしまうと考えるからです。また、子供から学ぶことも本当に多いからというのも理由の一つです。子供ができる前の私はトゲトゲしているキャリアウーマンでした。良かれと思って指導してきたつもりでしたが、子供を持った今、あの時を振り返ると自分の目線でしか指導できていなかったと思うことが少なからずありました。子育てを通して価値観が変わったことをはじめ、日々子供から本当に多くのことを学んでいます。その気づきが仕事に活きてくるし、なにより人間として成長することができます。大変なことも多いですが、子供を出産して本当に良かったと心から感じています。

 

どんな人と働きたいですか?

「社会を変える企業になる・企業を元気にする」この想いに共感してくれる、夢を一緒に追いかけてくれる人と一緒に働きたいです。私はウーマンパワー・プロジェクトを「社会を変える会社」また「世界にも通用する会社」にしたいと思っています。日本の現代社会は女性活躍推進が叫ばれていますが、他国と比較するとまだまだ女性が存分に活躍する社会には程遠いと感じています。事業を通して、私のようにライフイベントで仕事を諦めることのない社会に、また、すべての人が自分らしく笑顔で働ける社会にしたいと考えています。この夢を一緒に追いかけてくれる人と一緒に働きたいです。

 

就活生に向けてメッセージ

どんなことでもプラスに捉えて欲しいと思います。私はこれまでの人生を振り返って、過去の出来事で無駄だったことは何一つとしてないことに気づきました。どんなに苦しいことがあっても、その1つ1つのことに意味があって、それらが必ず役に立つ日が来ます。

そして、何か不安に直面した時には、「何が」不安に感じる要因なのかを突き詰めてみることが大切だと思います。何に対して不安を感じているのか。「私のやりたい仕事ってなんだろう」と、一つ一つの項目に対して不安に思っていることに真剣に向き合って考えてみてください。新型コロナウイルスの影響を始め、社会環境はどんどん移り変わっていきますが、環境が変わっても自分はずっと自分のままです。新型コロナウイルスの影響もあり、色々と考えてしまうことも多いと感じますが、その気持ちに逃げるのではなく向き合ってみてください。今、感じていることに対して自分自身と対話することが大切です。

この先何があるかわからないけれど、どんなことにもチャレンジしてほしいと思います。ピンチはチャンスです。自分を信じて頑張ってください。応援しています。

 

 

1本芯の通った、とても逞しく「カッコイイ生き方だな」と感じた方でした。働きながら子育てをすることは大変なこと、というイメージを抱いていましたが、心から子育てとお仕事を楽しんでいらっしゃるお姿に、同じ女性として大変励まされました。

自分はずっと自分のまま、不安な気持ちにも向き合って自分と対話して!というお言葉を大切にしていきたいと思います。加藤様、ありがとうございました!

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