株式会社木風 後藤瑞穂様

株式会社木風 後藤瑞穂様

【プロフィール】
1968年:東京生まれ、熊本県出身。
1988年:九州造形短期大学デザイン科卒業後、造園建設業会社に入社しハウステンボス建設事業に携わる。
2001年:樹木医合格。熊本県女性第1号の樹木医。診断業務や調査、公園づくりアドバイザーなどの環境事業も展開。その後、天然記念物や貴重な樹木の診断治療を手がけ、最新樹木診断機器ピカスを日本で最初に導入し全国的に業務を行う。
2007年:東京に進出新事務所「木風KOFU」開設。
現在、国土交通省を始め官公庁からの樹木診断業務を中心に、企業の森林保全修景アドバイス、樹木医式緑地管理、セミナーの開催、講演会講師のほか、熊本日日新聞でのエッセイ連載など執筆業にも携わる。
2011年:熊日出版より初のフォトエッセイ「樹を見る女(ひと)のつぶやき」を出版。第5回全国出版社協議会「ふるさと自費出版大賞」優秀賞受賞。翌年韓国語翻訳出版。
2014年:株式会社木風に法人化。代表取締役就任。
2014年:合同会社KOFU設立筒形土壌改良材ブレスパイプ開発
2018年:ブレスパイプ特許取得6656665号
2019年:KOFU VIETNAM Inc.設立CEO就任
2020年:『樹木医みずほが行く』YouTubeチャンネル開設
その他、テレビ・ラジオ、新聞・雑誌等々メディア出演多数あり
2021年3月:大学院進学を目指すため放送大学教養学部自然と環境コースを卒業し学士の資格を取得

▼受賞歴
・国際ソロプチミスト環境賞及び女性栄誉賞
・樹木医学会ポスター賞受賞
・第5回全国新聞出版社協議会「ふるさと自費出版大賞」優秀賞受賞
・東久邇宮国際文化褒章

▼『樹木医みずほが行く』YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCATiNcvMTbIZQ8ba0G048Yg

▼株式会社木風ホームページ
https://kofu-japan.net/

現在の経歴にたどりついた経緯を教えてください。

元々、祖母が医者であったこともあり、医者になりたいと思っていました。
しかし、学力的に厳しく、造園家の父の影響を受けて好きになった、造園デザインを美術短大で勉強することにしました。
そして、短大卒業後は、造園建設業の会社に入社しハウステンボス建設事業に携わりました。

その後、結婚してフリーランスとして働きながら、ある時里帰り出産のために実家に行ったとき、たまたま造園家の父が樹木医の受験テキストを持っているのを目にしました。
そこで私は、元々医者志望であったこともあり、また、好きな樹木に関わることができると思ったので、樹木医受験を決意しました。
また、造園デザインをやっていく中で、木にやさしくないデザインが多いことに気がつき、木も生き物ですからきちんと大切にケアをしないといけないと感じていました。
だからこそ、樹木医は天職だと思いました。

当時、「今、合格すれば、熊本県で第一号の女性樹木医になれる!」と思って、子育てしながら勉強し、2年目で合格することができ、そこから樹木医として働いております。

女性で得したこと、損したことを教えてください。

得したことは、女性であるからこそ注目されやすく、チャンスに恵まれていることです。
一方で、損したことは女性だからという理由でぞんざいにあしらわれることです。
女性の私が言う意見を批判的にとらえられることも多く指示を聞いてもらえないこともあります。
さらに職人に「脚立も運べないくせに」と言われたことはとても悔しかったですね。

お仕事をやるうえで大切にしていることを教えてください。

常識に縛られないことです。
樹木医はこうあるべきだなどの、「べきだ論」はやめるようにしています。
三方良しの発想で事業家と樹木医の両立を目指しています。

普段の仕事のスケジュールはどのような感じですか。

社内では、コロナ以前から完全にテレワークにしていて、現場に直行・直帰という形をとっています。
しかし社内のコミュニケーションを円滑に進めるため、毎朝欠かさずLINEを使って、朝礼をやるようにしています。
それに加えて、2週間に1度社員全員と一対一でミーティングをしています。
そこで社員がどんなことを考えているのか、どんなことで困っているのかも分かるようにしています。

どんな人と働きたいですか。

色んな人と働きたいと思いますが、働くのが難しい人もいます。
それは、この作業に何の意味があるの?と考えてしまう人です。

意味・成果ってすぐに出ませんので、とりあえず試してみてほしいです。
ピアノであってもギターであってもすぐにうまく弾くことは難しいですよね。
それに私は絶対に裏切らないので、やることに意味がないとか考えないで私を信じてついてきてくれる人と一緒に働きたいです。

加えて、ミッションを常に考えてくれる人です。
私は、「樹木のチカラで世界を、豊かで美しく、平和に」というミッションを掲げています。
いずれは世界に出て、このミッションを達成できるようにと常に一緒に考えてくれる人にチームに参加して欲しいです。

就活女子へのメッセージを教えてください。

就職活動に落ちても気にしないでほしいと言いたいです。
就職活動は相性で決まる部分も多いので。
それに、あの世界的なバッターのイチロー選手でも打率3割とか4割じゃないですか。
だから、うまくいかないのは気にしないでいいと思います。

もう一つは、好きなことではなく、できることを優先してほしいなと思います。
それに自己分析シートとかを無理やり頑張って書かなくてもいと思います。
だって、自己分析シートはあなたの人生に責任を取ってくれないですからね。

私は、「なんとなくいいな」の感覚を大切にしたらどうかなと思います。
あとで言い訳せずに済みますからね。
スポーツ選手は、体力の関係で若いうちに活躍しますが、私たちはスポーツ選手ではありません。
人生をかけて成長していくものですので、焦らず気長に進みましょう。

 

お話を聞くだけでパワーをいただけるような、とても明るい方でした。
木の病気を治したり、健康を維持したりと、樹木医のお仕事はとても素敵なことだと思いました。
また、樹木を通じて世界の問題を解決したいと笑顔で夢を語る後藤様にとても感動し、心が温まりました。
改めまして、後藤様、お忙しい中ありがとうございました!

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP